2014年06月29日
宝塚記念回顧~◎▲無~
1着 ◎ゴールドシップ
2着 ▲カレンミロティック
3着 無ヴィルシーナ
7着 ○ウインバリアシオン
馬券は3連系しか買わなかったので抜け。うーん、これはかなり痛い馬券ですね。ヒモ選びはかなり慎重に行ったのでゴールド、カレンが来て、ヒモが抜けるということは想定していませんでした。ヴィルシーナの激走には参りました。
土曜の予想の時点でも書きましたが、金曜の夜の雨の影響か土曜の時点でそこそこ時計のかかる馬場でした。これならゴールドシップが普通に走れる馬場だろうと判断し、◎ゴールドシップ、昨年3着でそれよりも能力的に陰りの見えるジェンティルドンナを無印としました。日曜の夜にさらに雨が降って、日曜は稍重スタート。実際に他のレースを見ても昨年と同様かそれ以上に時計のかかる馬場だったと思います。この馬場ならゴールドシップの連覇もうなずけますね。今の阪神はちょっとした雨で極端に時計がかかるので、馬場状態の把握が明暗を分けますね。
ゴールドシップは、スタートで後方になりながらも、長い直線を生かして好位を取ることができました。前半ペースが緩みましたが、後半は急加速の少ないラップになっており、上がり3Fも35.6と遅く、この馬のスタミナを存分に生かせる競馬だったと思います。ただ、この後は買いどころが難しいですね。京都・東京はG2クラスでも危ないでしょうし、オールカマーあたりを使うにしても秋の高速中山は合わないように思います。やはり安心して買えるのは有馬ぐらいですかね。それにしてもステイゴールド産駒のグランプリでの勝負強さには恐れ入ります。
カレンミロティックは、高速馬場なら本命予定でしたが、馬場状態で割り引くことに。ただ、展開面でかなり楽できそうな点、状態面での上積みが前走より大きそうだったので、最終的には▲評価としました。スタートでやや後手を踏みましたが、早めに好位のインポケットを確保。少頭数だったことで、スタートのロスを帳消しにできた点が大きかったですね。前半緩んで、この馬が得意とするロングスパート戦になったのも向いたと思います。結果的に直線まで無理をせずに、脚を温存できた点が良かったですね。これまではレコードが出るような馬場で結果が出ていた馬でしたが、速い上がりが使えるわけではないので、今日のような上がりのかかる競馬はプラスだったのでしょう。
ヴィルシーナの激走は驚きました。ただ、改めて馬柱を見てみると、レインボーダリアが勝ったエリザベス女王杯での2着がありました。エリ女は2年連続で重馬場ですが、より底力の求められた2年前で好走していた点をレース前に評価できればよかったのかもしれません。この馬に関しては、カレンミロティックがスタートに失敗し、前半楽が出来た面も大きかったと思います。
ウインバリアシオンは伸びそうで、伸び切れず。目に見えない疲れがあったのでしょうか。これぐらいの時計のかかる馬場はこなしている馬ですし、出来落ち以外の敗因が思いつきません。
ジェンティルドンナに関しては、海外遠征明けで調整面で難しかった面もあるのでしょう。やはり少なからず全盛期よりはパフォーマンスを落としていると思いますので、秋は得意の東京でも頭はないんじゃないかと考えています。
メイショウマンボについては、条件的には合うと思いましたが、牡馬相手では足りないのでしょうか。デニムアンドルビーはそこそこ好走していますし、もう少し走っても良さそうでしたが、阪神コースがあまりよくないのですかね。
春のG1は印的にはいい線をいったものもあったのですが、大きいところを取り損ねた思いが強いです。近いうちに反省点をまとめておこうと思います。