2014年06月22日
函館SS回顧
函館SSは完敗でした。ペースは極端に速くならないという読みは正しかったと思いますが、上位馬を全く拾えていないようでは完敗です。
1.08.5(33.8-34.7)
今年もラスト3Fが11.4-11.3-12.0で、下り坂の部分で少し加速が入っていますね。考察のところで書いていた「消耗戦になりにくい」というところがポイントだったと思います。終わってみれば、ガルボもローブティサージュも1400~1600m付近で活躍している馬で、3着クリスマスも短縮ローテでした。ペースが落ち着いたこともあり、少し距離適性が長めの馬でも結果を出せたのだと考えます。上位2頭は阪神1400mで結果を出した馬たちで、今回はラップ的に得意な流れになったことが大きかったようです。
ガルボ
58キロは厳しいと思いましたが、内枠から立ち回りのうまさを見せて直線でも、うまく外に出して快勝。私もよく買う馬で、好走パターンはだいたい掴んでいるつもりでしたが、ここは厳しいと考えていました。何度も穴になっている馬で、こういう馬の好走パターンを完全に掴みたいですね。マンハッタンカフェ産駒らしい立ち回りの上手いタイプで、内枠が生きる馬場では積極的に買いたいところ。33秒を切るぐらいのいわゆるスプリンターのレースだと1200mはやや短いのではないでしょうか。
ローブティサージュ
こちらも好走パターンはガルボに近いタイプ。瞬発力勝負だと切れ負けするので、阪神1400mのような持続力を問われる条件の方がよさそうです。ペースの緩む牝馬相手よりも牡馬相手の方が一発がありそう。
クリスマス
過剰人気だと思っていました。阪神JF、フラワーCと、最速の上がりをマークしており、速い脚が必要な流れになって軽い斤量が向いたか。馬名とは裏腹に夏場の方が走るのかもしれませんね。
フォーエバーマーク
単騎で行けたにしてもちょっとペースを緩めすぎたか。もう少し飛ばして後続になし崩し的に脚を使わせる競馬の方がよさそう。
ストレイトガール
内枠の人気馬の宿命か、直線では内で詰まって全く追えませんでした。以前の岩田騎手ならもう少し強引に行った気もしますが、今は仕方ないところですかね。巻き返しは当然あると思いますが、中山の極端なハイペースはあまり合わないかも。
穴で期待したアースソニックは道中も直線も外を回していた時点で少々ガッカリしました。それでも0.3差6着とそれなりに来ていますので、乗り替わりで一発があるのではないでしょうか。
1400~ マイル付近で活躍している馬が結構好走するレースなので、CBC賞同様1400あたりの適性を重視する必要がありそうですね。