うまなり研究所跡地

安田記念の前哨戦、マイラーズＣも簡単に回顧しておきます。

12.5-11.0-11.4-11.7-11.2-11.4-10.9-11.3 = 1.31.4

ラスト２Ｆめに0.5の加速が入っているように、ややスローからの瞬発力勝負だったと見るのが妥当ではないでしょうか。ディープインパクトのワン・ツー・スリーになったのも納得です。

同じような時計になった安田記念の過去２年のラップと比べてみましょう。

13年 安田記念
12.0-10.7-11.2-11.4-11.7-11.5-11.3-11.7 = 1.31.5 (45.3-46.2)

12年 安田記念
12.2-10.7-10.9-11.1-11.4-11.3-11.8-11.9 = 1.31.3 (44.9-46.4)

安田記念の方が強烈な前傾ラップになっています。過去２年のようなハイペースになるのであれば、今年のマイラーズＣとは直結しにくいのではないかというのがラップから見た見解です。

ただし、マイル路線にこれといった馬がいないのも事実。昨年もショウナンマイティが来ていますし、昨年よりも少しでも緩むようならディープ産駒が上位を独占なんてシーンも十分にありそう。

◎ラトルスネークは後方から全く伸びず。こちらもハイペースで折り合いが突いてこその馬なので、マイルで来るとしたら極端な前傾ラップか、折り合いがつきやすい重馬場になるのでしょうね。出られるのなら京王杯ＳＣで期待したいですが、賞金的には厳しいでしょうか。

勝ったワールドエースは、屈腱炎を乗り越えてのレコード勝ち。京都でかなり速い脚が使えることが分かりました。マイルＣＳで昨年のように緩い流れになれば楽しみだと思いますが、前傾ラップの東京マイルになると割り引きが必要でしょう。順調に行けば天皇賞・秋の有力候補になると思いますが、これだけの時計で走ると脚元が心配ですね。

カオスモスあたりは少し上がりが速すぎた印象。この馬は上がりが適度にかかる条件では走ってくると思いますので、人気落ちに注意したいところです。

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