2008年11月18日
スーパーホーネットの死角
1番人気が確実なスーパーホーネットにケチをつけてみる。
以下の点より、今年のマイルCSでも絶対的な評価はできないと思っている。
1.非根幹巧者で根幹距離の信頼性はイマイチ
2.厳しい流れのマイルで実績がない
1.非根幹巧者で根幹距離の信頼性はイマイチ
1400m <3-0-0-1>
1600m <2-2-1-5>
1800m <3-0-0-1>
1800mでは前走の毎日王冠で天皇賞馬ウオッカを下しており、1400mではG2を2勝。マイルCSが1400mなら鉄板だと思う。上に示したように、1600mの成績はイマイチ。「走れない条件」が潜んでいるからこそ、これだけの凡走があるように思う。1600mで好走したレース、凡走したレースを見てみると、2つの特徴が目につく。
2.厳しい流れのマイルで実績がない
マイル重賞での凡走が目立つが、凡走しているレースは共通点がある。道中で息の入らない厳しい流れになっていることである。マイラーズC(15着)はコンゴウリキシオーが11秒台のラップを綺麗に並べて逃げ切ったレース。07年安田記念(11着)はコンゴウリキシオーが逃げて前半1000mを57.5。こちらも道中には12秒台のラップはなかった(前半3Fを34.1で逃げながら中盤で最も遅いのが11.8)。08年安田記念(1番人気8着)もコンゴウリキシオーの逃げで中盤で最も遅いラップは11.7。昨年のマイルCS(2着)は、4ハロン目に12.0が入り、前半1000mが58.0で前後半がほぼイーブンの平均ペースだった。その他のマイルでの好走パターンは前半3Fが35秒を超える遅いペースで、後傾ラップになっているケースが目立つ。
コンゴウリキシオーが逃げているレースはことごとく凡走していることを考えると、淀みないペースで逃げるコンゴウの刻むラップを、スーパーホーネットが苦手としているという仮説が成り立つ。今年のメンバーでは、スワンSでハナを競ったマイネルレーニアとローレルゲレイロ、そして天敵コンゴウリキシオーの登録がある。Hペースになりにくい京都コースとはいえ、今年はスーパーホーネットが苦手とする「逃げ馬が前半から飛ばして息が入らない流れ」になる可能性が高く、人気ほどの信頼感はないと見る。
以下の点より、今年のマイルCSでも絶対的な評価はできないと思っている。
1.非根幹巧者で根幹距離の信頼性はイマイチ
2.厳しい流れのマイルで実績がない
1.非根幹巧者で根幹距離の信頼性はイマイチ
1400m <3-0-0-1>
1600m <2-2-1-5>
1800m <3-0-0-1>
1800mでは前走の毎日王冠で天皇賞馬ウオッカを下しており、1400mではG2を2勝。マイルCSが1400mなら鉄板だと思う。上に示したように、1600mの成績はイマイチ。「走れない条件」が潜んでいるからこそ、これだけの凡走があるように思う。1600mで好走したレース、凡走したレースを見てみると、2つの特徴が目につく。
2.厳しい流れのマイルで実績がない
マイル重賞での凡走が目立つが、凡走しているレースは共通点がある。道中で息の入らない厳しい流れになっていることである。マイラーズC(15着)はコンゴウリキシオーが11秒台のラップを綺麗に並べて逃げ切ったレース。07年安田記念(11着)はコンゴウリキシオーが逃げて前半1000mを57.5。こちらも道中には12秒台のラップはなかった(前半3Fを34.1で逃げながら中盤で最も遅いのが11.8)。08年安田記念(1番人気8着)もコンゴウリキシオーの逃げで中盤で最も遅いラップは11.7。昨年のマイルCS(2着)は、4ハロン目に12.0が入り、前半1000mが58.0で前後半がほぼイーブンの平均ペースだった。その他のマイルでの好走パターンは前半3Fが35秒を超える遅いペースで、後傾ラップになっているケースが目立つ。
コンゴウリキシオーが逃げているレースはことごとく凡走していることを考えると、淀みないペースで逃げるコンゴウの刻むラップを、スーパーホーネットが苦手としているという仮説が成り立つ。今年のメンバーでは、スワンSでハナを競ったマイネルレーニアとローレルゲレイロ、そして天敵コンゴウリキシオーの登録がある。Hペースになりにくい京都コースとはいえ、今年はスーパーホーネットが苦手とする「逃げ馬が前半から飛ばして息が入らない流れ」になる可能性が高く、人気ほどの信頼感はないと見る。
umanari_lab at 21:24│Comments(0)│展望