エリ女回顧スーパーホーネットの死角

2008年11月17日

マイルCS展望その1

まずはローテーションに関して、過去10年のデータを探ってみようと思う。
【スワンS】
<0-1-6-36> 連対率2.3%
 2着は昨年のスーパーホーネットのみ。基本的にスプリンタータイプが強いレースなので、マイルCSには直結しにくい。ただ、3着の穴は多い。3着で穴となった馬の共通点を探ると、興味深いデータがあった。
1.マイルCSが叩き3走目以内であること ※10週以上を休み明けとした場合
2.スワンSが3着以内であること
06 シンボリグラン 10番人気3着 叩き2走目 スワンS 8番人気2着
03 ギャラントアロー 10番人気3着 叩き3走目 スワンS 11番人気1着
02 リキアイタイカン 15番人気3着 叩き3走目スワンS 9番人気2着
01 タイキトレジャー 10番人気3着 叩き2走目 スワンS 4番人気2着
98 ヒロデクロス 9番人気3着 叩き2走目 スワンS 9番人気3着
他にはブラックホークの2番人気3着というのがあります。この馬は叩き4走目でしたが、関屋記念からゆとりのあるローテだったこと、人気よりも着順が下なことから、ギリギリ3着に入れたと見る方がいいかもしれません。この馬はスワンS1着でした。
今年のスワンS組では、ジョリーダンス、スズカフェニックス、ファイングレインがローテ的には消し。セントウルSから使い出しで4走目は使いすぎでは?ローテと双方の条件を見ると、一番狙えそうなのは叩き2走目となるローレルゲレイロ
【天皇賞】
<4-4-2-18> 連対率28.6%
こちらは大穴だったのは2000年に3着したメイショウオウドウぐらいで、それ以外は全て5番人気の馬でないと馬券になっていない。3着以内に来た10頭全てが叩き3走目以内のローテである。今年はカンパニーのみが該当。カンパニーは、データ的には消しではないものの、昨年も天皇賞から叩き2走目で人気を裏切っているので過信は禁物か。
【富士S】
<1-1-0-29> 連対率 6.5%
近年はレースレベルが低いのか、マイルCSで二桁人気の馬ばかりなので、この成績も致し方ないか。富士Sは前半が緩むレースが多く、1000m58秒を超えるレースばかりなので、G1とは直結しにくいのかも。トウカイポイントの年は、富士Sが前半1000m58秒、勝ち時計は1.32.3と高速決着だった。コンゴウリキシオーが逃げて久々に1000mで58秒を切った今年は、例年よりは期待できるかも。
【毎日王冠】
<0-3-0-4> 連対率 42.9%
天皇賞と同じく連対は人気サイドの馬。今年のスーパーホーネットはこれに該当。
【府中牝馬S】
<0-0-0-5>
デアリングハートの7番人気が最高で人気馬なし。全て二桁着順。
【スプリンターズS】
<3-0-1-7> 連対率 27.3%
今年は該当馬なし
連対馬を8頭出している天皇賞組がカンパニーのみ、スプリンターズS組も出走なしの今年は、混戦模様。ローテ的には、使い始めが秋で叩き2~3走目あたりの馬が狙い目。
叩き2走目、3走目の馬(賞金順)
スーパーホーネット
カンパニー
サイレントプライド
スマイルジャック
エイシンドーバー
ローレルゲレイロ
マルカシェンク
キストゥヘヴン
ブルーメンブラット
ショウナンアルバ
全然絞れまていませんが、上記の中から本命を選ぶ予定です。


umanari_lab at 23:03│Comments(0)展望 

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