アイルランドT秋華賞予想その2

2008年10月18日

府中牝馬S

府中牝馬Sは牝馬限定戦らしく、前半緩んで瞬発力勝負になることが多い。今年の先行馬はアサヒライジングとヤマニンメルベイユで、昨年も出走していた2頭。その昨年も後半の方が速いラップだったことを考えると、今年も瞬発力が要求されるレースになる確率が高い。
ヤマニンメルベイユ自身もHペースでハナを切るタイプではなく、1000mの通過は60秒前後のケースがほとんどである。府中でこのペースなら斬れる馬の餌食になる可能性が高い。今年は先週の毎日王冠同様「後傾」のラップに強い馬を狙ってみる。カワカミプリンセスを始めとする人気サイドはHペース向きの差し馬のイメージが強く印を落としてみたい。
ニシノマナムスメ
安田記念の影響か評価が急落しているが、春は牡馬相手にG2で2着している実力馬。ヴィクトリアマイルは太め残りで5着、安田記念は使い詰めでデキ落ちだったことを考えるとリフレッシュ効果は大きい。土曜の競馬をみると内枠の利は大きく、好位差しで33秒台の末脚を発揮できるこの馬に合っている舞台と言える。
ブルーメンブラット
元々上がり勝負はそれほど得意でなかった馬が昨年秋から本格化。春の2戦はいずれも後傾のラップで1、3着。ある程度好位から差せるのが強み。1400mで抜群の適性を見せるので、案外非根幹の1800mの競馬は合うんではないだろうか。心配なのは外目の枠を引いてしまったことだけ。
ベッラレイア
スローのヴィクトリアマイルを惨敗しているが、長期休養明けでデキが本物でなかったことが敗因に考えられる。続くマーメイドSは道悪に泣かされており、敗因がはっきりしているだけに巻き返しても驚けない。元々上がりの速いレースを鋭く追いつめることができる馬。ダイワスカーレットに迫った1800mで復活を。
キストゥヘヴンは母父ノーザンテーストの影響があるのか、Hペースで前崩れになる競馬の方が合う。京王杯は超Hペースがいかにもはまった印象。近走安定しているのでヒモには加えておくが、人気を裏切っても驚けない。穴は格下だが好位から3戦連続で33秒台マークのハンドレッドスコアを挙げておきたい。
 ◎ニシノマナムスメ
 ○ブルーメンブラット
 ▲ベッラレイア
 △キストゥヘヴン
 △ハンドレッドスコア
 △アルコセニョーラ


umanari_lab at 18:20│Comments(0)予想 

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