皐月賞血統的傾向【マイラーズC】◎マナムスメ

2008年04月16日

皐月賞 前哨戦分析

今年の牡馬クラシック路線は、実績馬の巻き返しが穴になっているケースが多い。前哨戦で敗れた馬の中で人気を落としてそうな馬を拾うべく、前哨戦を振り返ってみます。かなり主観が入っていますのでご了承ください。
【弥生賞】
中盤で12.8-12.9という遅いラップを刻んだ影響で前半1000mが61.8。前半の方が1.8速いというトライアルらしいスローペース。開幕2週目ということもあり、外差しは難しい馬場だった。勝ったマイネルチャールズは、内枠で2番手からの競馬で、馬場と展開に味方された印象。逆に京成杯は前崩れのラップを差し切っており、2000mは4回走って弥生賞の時計が最速。時計面では絶対的な信頼感は置きづらい。
2着ブラックシェルは好位差しで最速の上がりをマークしたが、スローな流れだからこそ好位で競馬ができた印象。また、権利取りのためにきっちり仕上げていたことは本番でも不安。淀みない流れでもきっちり差しきる末脚を発揮できるか。
同じく3着タケミカヅチも内枠+先行がはまった印象で、外枠で中途半端な競馬になって4着のキャプテントゥーレの方が本番では面白いか。スズジュピターやフサイチアソートは広いコースの方が走りそうなので、マイルCやダービーに出てきたら狙ってみたい。
【スプリングS】
全後半イーブンで弥生賞よりは皐月賞に近いラップ。
ただ、この週は内側にローラーをかけて内側有利の馬場になっていた。勝ったスマイルジャックは、内枠で先行し、馬場と展開を味方につけた。10キロ減で権利取りのために完全に仕上げており、本番の上積みは厳しいか。2着フローテーションも内で脚をためて直線もイン突きとノリの好騎乗が光った印象だ。1800mベストの感もあり、乗り替わりの今回は狙いづらい。3着ショウナンアルバは厳しい流れで粘る競馬を何度かしているので、ペースが上がって折り合いがつくなら巻き返す可能性あり。外差しを狙って伸びきれなかったレインボーペガサスと、外枠で先行することすらできなかったレッツゴーキリシマの巻き返しに注意。
【若葉S】
少頭数でパッとしないメンバー構成は昨年と同じ。ただ、前後半が60.8-60.4とほぼイーブンだった昨年と比べて、今年は61.4-60.2で前が恵まれた印象。ラップから見ると本番には直結しないように思う。ノットアローンは中京2歳SではHペースで逃げて2着に粘っているが、時計からみたレースレベルとしてはそれほど高くなく、G1でどうこういうレベルにはないように感じる。
トライアルからみた狙い馬
・キャプテントゥーレ
・ショウナンアルバ
・レインボーペガサス
・レッツゴーキリシマ


umanari_lab at 20:44│Comments(0)展望 

この記事へのトラックバック

1. (No Title)  [ 通りすがり ]   2008年04月17日 02:07
少し古いことなので定かではありませんがキリシマは確か陣営が「今回は抑える競馬で」と言っていた気がします。(スプリングSの話)<br />参考までに<br />
2. (No Title)  [ ベストブラッド ]   2008年04月18日 13:02
いつも馬柱、活用させていただいていますm(__)m<br />土曜の阪神の8~12Rと日曜の中山「皐月賞」の馬柱、閲覧用は閲覧出来るのですが印刷用が閲覧出来ないようです。<br />恐縮ですがご確認のほどお願いいたしますm(__)m<br />
3. (No Title)  [ るなぱーく ]   2008年04月19日 17:14
>通りすがりさん<br />情報ありがとうございます。<br />キリシマは今度は先行するみたいなので、頑張ってくれるといいんですが。<br />>ベストブラッド<br />更新がうまくいっていなかったようでご迷惑をおかけしております。<br />

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