セントライト記念穴予想【オールカマー】◎トウショウシロッコ

2010年09月21日

セントライト記念回顧

1000m通過が58.7。その後もラスト1ハロンまで一番遅かったのが12.2という厳しいラップを刻みながら、逃げたヤマニンエルブはラスト1F12.8で踏ん張った。4角時点で2番手以降との差がかなりあり、後続の手が動くが差が縮まらず。残り600mからも12.0-12.2だから、後続が差を縮めるのは厳しい。坂で止まりかけたところで、ようやくクォークスターが届いたところがゴールだった。
クォークスター
今回は後ろで我慢して、大外を回す競馬だったが、ペースが速かったこともあって展開がはまった印象。菊花賞に直結するレースではないし、母父ヘクタープロテクターということもあり、トライアルでこその馬だろう。今後も隙間重賞では活躍する可能性が高いので注意したいところ。瞬発力の求められるケースでは逆に取りこぼしも。
ヤマニンエルブ
前走は道中で脚をためてのラスト瞬発力勝負だったので、持続力勝負のここで軽視してしまった。経験こそなかったが、父サッカーボーイでロングスパートへの適性は高かったということだろう。スタミナ豊富な血統ではあるが、瞬発力はもう一つで、菊ではどれだけ後続を引き離して直線を迎えられるかが鍵になりそう。
アロマカフェ
早めに動いた先行勢のなかで3着を確保できたことは評価したいが、別定の重賞だとちょっと足りなさそうなイメージ。G1だとパンチ不足だろう。
ゲシュタルト
追い切り本数が少なかったこともあり、状態面がもう一つだったのだろう。母系にサドラーズウェルズなども入っており、血統的には菊が面白そうなだけに、追い切り内容を強化してくるのならば人気が落ちた菊でも拾ってみたい存在。
今年はスピード決着の持続力勝負だったので、菊花賞とは求められる適性が少々違っていた印象がある。菊花賞馬は別路線組からかな。
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umanari_lab at 22:19│Comments(0)回顧 

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