10.サンデーとトニービンの相対性理論

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助手: 現在のリーディングサイアーをにぎわすサンデーサイレンスとトニービン。 今日はそのサンデーとトニービンの相対性理論をやります。

秘書: かっこいい!でも難しそう(笑)。

助手: いや、理論自体は非常に単純だよ。ま、これは東京競馬場でのこと なんだけどね。結論から言うと、春の東京開催当初はトニービン、 後半はサンデーが来て、秋は最初がサンデーでジャパンCのころは トニービンが来る。

秘書: でもどうしてそんなになるんですか?

助手: 東京競馬場は芝の状態が変わっていくんだよ。開催当初は 洋芝の割合が多くて、開催が進むに連れて段々野芝が多くなる。 逆に秋は開催当初は野芝の割合が多くて、だんだん洋芝の割合が多くなる。 洋芝は北海道の函館や札幌もそうなんだけど、結構時計がかかる。 それで上りがかかる馬場の得意なトニービンが来るんだよ。

秘書: そういえば今年のダービー馬アドマイヤベガもサンデーですね。 やっぱ馬場が合うんでしょうか?

助手: そうだね。安田記念のエアジハードやオークスのウメノファイバーは サクラユタカオー産駒なんだけどサクラユタカオーも野芝の軽い馬場 向きって感じだからねえ。秋のジャパンカップではまだサンデーが 連対してないし、トニービンが連続で連対している。 スペシャルウィークでも3着。 逆に秋天はジェニュイン以降ずっとサンデーが連対している。

秘書: つまり今年のジャパンカップではスペシャルウィークはいらないんですね?

助手: う〜ん。そこまで断念するのは…あの馬はサンデーの中でも特別だからね。

秘書: サンデーサイレンスの他の弱点はないんですか?

助手: 芝では短距離への距離短縮が不安だね。でも最近はサイキョウサンデー やエイシンルーデンスみたいなのが出てきたから。この馬たちは 今のところ1600までって感じだね。中距離で好走していた馬の距離短縮は 基本的に消し。4歳1月の紅梅賞はサンデーが必ず消えるレースとして 金満界で有名だったんでけど今年は例外のエイシンルーデンスが来ちゃった(笑)。 あの馬は1200→1400の距離延長だったから例外。

秘書: サンデーって確かアメリカのダート最強馬ですよね? やはりダートは得意なんでしょうか?

助手: いやあんまり得意じゃないよ。本質はあくまで芝向き。ただ去年の ダート勝ち鞍は1位なんだよね。だからあんまりバカにはできない。 ただ来るのは未勝利と500万だけだから。下級条件で注意ってことだね。 900万以上のダートで人気のサンデーは全く信用ならない。 サンデーセイラやエンジェルスポートなんかがそう。 でもタガノサイレンスは結構強いなぁ。OPぐらいなら勝っちゃうかも。 あと言えることは湿ったダートがすごくうまい。

秘書: 芝はすべて買いなのでしょうか?

助手: 1番気をつけなければならないのは、1度凡走した馬は同じような条件で 続けざまに凡走すること。サンデー産駒の活躍馬の兄弟で新馬戦を勝てな かった馬なんか全く信用なし(笑)。

秘書: トニービンはどうですか?

助手: トニービンは上がりの速いレースは苦手だから、それは覚えておこう。 逆にあがりがかかるとよく来るよ。 つまり上りの比較的かかる夏の北海道では注目だね。 去年はここで勝ちまくったから。 トニービンはそんなに早い時期から活躍する種牡馬ではないから 4歳の春はもっとも得意とする芝1800〜2000でもまったく当てにならない。 あとは湿ったダートで注目!

秘書: とにかく秋の東京開催は相対性理論に注目ですね!

サンデー・トニービンの相対性理論
  • 東京開催の場合、春は前半はトニービンが走り、後半はサンデーが走る。 秋は前半はサンデーサイレンスが走り、後半はトニービンが走る。
サンデーサイレンス
  • マイル以下の距離への距離短縮はあやしい。
  • 900万以上のダートの人気馬はまったくあてにならない。
  • なんとかの下の良血馬で新馬を勝てなかった馬は凡走しまくり。
  • 湿ったダートはうまい。
トニービン
  • 本格化前の4歳春は芝1800〜2000でもあてにならない。
  • 上りの速い東京で凡走する。。
  • 北海道の洋芝が得意。
  • 湿ったダートはうまい。

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