東京新聞杯展望
【血統的傾向】
サンデーの独壇場。10年間で<3-4-3-21>と10頭が馬券圏内。母父サンデーは4頭。しかしながら、サンデー系の他の種牡馬は不振で、馬券になったのはフジキセキ産駒(06年フジサイレンス)の1頭だけ。
【レースの傾向】
ここ2年はローレルゲレイロが飛ばす流れで例年と傾向が違っていたが、基本的に瞬発力に特化したレースになりやすいレース。サンデーが好相性なのも納得。上がり3Fで最速をマークした馬が7年連続で連対中。過去2年を例外と考えて、その前の3年を並べてみると、以下のように全て前半3Fよりも後半3Fの方が速い。
07年
34.8-23.5-34.4
06年
35.7-23.4-34.6
05年
35.9-23.9-33.9
【前哨戦】
主要どころのマイル前哨戦のラップは以下の通り。
富士S
34.4-23.9-35.0
キャピタルS
34.1-24.1-34.5
マイルCS
34.8-23.9-34.5
京都金杯
34.2-24.0-35.9
ニューイヤーS
34.6-22.7-35.7
京都金杯やニューイヤーSは、前傾ラップになっているので直結しなさそう。レッドスパーダは鳴尾記念で切れ負けしているので、瞬発力勝負では割り引きたい。キャピタルSもオープン特別としては速い流れだったので、トライアンフマーチの過大評価は禁物か。2頭とも流れの速くなる安田記念の方が向いてそうなイメージ。すっかりメッキのはがれてきた印象の4歳勢だが、今回1, 2番人気になりそうな上記2頭は果たして??
【今年の狙い馬】
チョウカイファイト
サンデーが得意だったレースなら、サンデー系種牡馬の中でも瞬発力に優れているアグネスタキオン産駒の適性も高い。東京の後傾ラップを2連勝中なのも心強い。混戦メンバーで人気の盲点になることを期待する。
中山金杯考察
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
【中山金杯】
出走馬が確定。1番人気が濃厚だったトーセンジョーダンが回避したことで、波乱含みの展開になりそうです。
過去のレースのラップを見てみると、前半1000m60秒前後で流れて、後半も11秒台が続く厳しいラップになることが多い。
血統的には、母系にスタミナ系ノーザンダンサー(リファール、サドラーズウェルズ)等が入っているサンデー系が狙い。連対馬の血統だけみると同じコースで行われる皐月賞に近いイメージ。
血統面からの注目馬を挙げると
アクシオン(サンデー×ノーザンダンサー)
ゴールデンダリア(フジキセキ×ノーザンテースト)
サニーサンデー(マーベラスサンデー×トニービン)
デルフォイ(スペシャルウィーク×デインヒル(ダンチヒ))
トウショウウェイヴ(ステイゴールド×リファール)
トウショウシロッコ(アドマイヤベガ×リファール)
変則開催ということで、馬体重にも注目しておきましょう。
調教後馬体重で目立つ有力馬は以下の馬たち。
アクシオン(+18)
ヒカルカザブエ(+14)
ホッコーパドゥシャ(+14)
マイネルグラシュー(+15)
レオマイスター(+18)
アクシオン、マイネルグラシュー、レオマイスターは関東馬で輸送減りしないでしょうから、太め残りになる可能性は高いのではないかと。
トーセンジョーダン回避で1番人気になりそうなアクシオンですが、二宮師が「ちょっと太いかな。冬は良くないのかも。(日刊スポーツ)」とコメントしており、ここは危険な人気馬になる可能性を秘めています。鳴尾記念は瞬発力に特化したレースですし、中山金杯とは適性が異なるはず。逆にここを勝つようだと、今年は大きいところを狙える馬になりそうです。
注目馬としては、前走Hペースを2番手から踏ん張ったサニーサンデーと、スローで切れ負けしたトウショウシロッコを挙げておきます。
有馬記念その2
今年は3歳馬が7頭も出走してきます。
今年の有馬記念のポイントは何と言っても彼らの取捨でしょう。
牡馬は3冠全てが異なる勝ち馬であることからも、力の差はそれほどないはず。ローテ、状態面と中山への適性でいくらでも着順が変わりそう。
【ローテーション】
菊花賞からは中8週。一度菊花賞でピークに仕上げた馬は、状態の維持が難しい。スリーロールスあたりは、陣営もギリギリいい状態(日刊スポーツ)とコメントしてあるように、叩き3走目の菊がピークで、ここでは幾分出来落ちの可能性が高い。事実、今週水曜の追い切りはG1直前としては軽すぎる調整だった。
牡馬で菊花賞から直行せずに間にJC等を使ったローテでは、過去10年で連対なし。唯一の3着は皐月賞馬テイエムオペラオーだけ。JCを使ったコスモバルクやドリームパスポートは馬券圏内を外れている。
→イコピコ、フォゲッタブル、リーチザクラウンは苦しい
ローテで推せるのは、菊が叩き2戦目で直前の追い切りもビッシリ行っているセイウンワンダー。アンライバルドは、秋の2戦でリズムを崩したので、得意の中山でも巻き返しがあるかどうか疑問。距離も2000ぐらいがベストでは?
ブエナビスタは、ローテーションだけ見ると、3歳時のダイワスカーレットと同じなので、特に心配ないだろう。ただ、やはりどうしても広いコース向きの印象が拭えない。人気的にも内を突くことはできないだろうから、外をまくる競馬が濃厚。もし先行するとアルゼンチン共和国杯のスマートギアや、鳴尾記念のイコピコのようにさっぱり伸びないというシーンも。ダイワスカーレットでさえ、3歳時は5番人気だったわけで、秋に1勝もしていないブエナビスタが有馬記念で1番人気というのは、いささか過剰人気と言わざるを得ない。△まで。
有馬記念その1
さて、今週は有馬記念。
まずは昨年も使ったおなじみのデータから。
人気薄(7番人気以下)で3着以内に入った馬
08年 アドマイヤモナーク 14番人気2着、エアシェイディ 10番人気3着
07年 マツリダゴッホ 9番人気1着
04年 シルクフェイマス 9番人気3着
02年 タップダンスシチー 13番人気2着
01年 アメリカンボス 13番人気2着
00年 ダイワテキサス 13番人気3着
98年 ステイゴールド 11番人気3着
これらの馬の共通項を探すと次の2点のどちらかが成り立っていることがわかる
1.同一年にG1連対(シルクフェイマス、ステイゴールド)
2.同一年に中山G2以上で3着以内(上記2頭以外6頭)
1.同一年にG1連対(シルクフェイマス、ステイゴールド)
2頭とも宝塚記念で連対している。ステイゴールドは他にも天皇賞春・秋でも連対しているのに人気急落だった。G1で連対している人気急落の馬は注意。
2.同一年に中山G2以上で連対(上記2頭以外の4頭)
ダイワテキサス(中山記念1着、新潟記念1着)
アメリカンボス(AJCC1着、中山記念1着)
タップダンスシチー(日経賞2着、アルゼンチン共和国杯3着)
マツリダゴッホ(AJCC1着、オールカマー1着)
アドマイヤモナーク(日経賞3着)
エアシェイディ(AJCC1着)
中山というトリッキーなコースの性質上、穴になるのは中山巧者の馬が多いようです。
上記2つの条件で見渡すと
1は
アンライバルド
テイエムプリキュア
マイネルキッツ
リーチザクラウン
人気どころはブエナビスタ、スリーロールス、フォゲッタブル、ドリームジャーニー
人気がなさそうなのは、テイエムプリキュアとマイネルキッツぐらい?
2は
アンライバルド(皐月賞1着)
エアシェイディ(AJCC2着)
セイウンワンダー(皐月賞3着)
ネヴァブション(AJCC1着)
マイネルキッツ(日経賞2着)
人気どころはドリームジャーニー、フォゲッタブル、マツリダゴッホ
次点でミヤビランベリ(中山金杯3着)
ステイヤーズSは過去にテイエムオペラオーの3着があるぐらいで、有馬記念とは直結しにくいローテ。個人的にはマイネルキッツを狙いたかったが、松岡騎乗停止で三浦に乗り替わりは割引材料。
過去にアメリカンボス、マツリダゴッホ、エアシェイディという3頭の連対馬を出しているAJCC勝ち馬であるをネヴァブションを穴馬として挙げておきます。馬的にも、騎手的にも内枠を引けば◎打つかも。
朝日杯展望
エイシンアポロンとニシノメイゲツで鉄板!とか思っていたら2頭とも二桁の馬番になってしまいました。とりあえず頭を振り出しに戻して、データからやり直そう。
過去10年のデータから。消しデータなど。
1.距離
前走1200 <0-0-0-19>
2.クラス
前走未勝利 <1-0-0-4> 例外はメジロベイリー
前走500万 <0-1-0-40> 例外はスーパーホーネット
3.前走着順
1着 <7-6-4-64>
2着 <0-3-4-22>
3着 <1-1-1-10>
前走3着以内が30頭中27頭を占める
6着以降の巻き返しはスターエルドラード(3着)のみ。
4.枠順
1枠 <3-1-2-13>
2枠 <3-1-2-13>
7枠 <0-0-2-18>
8枠 <0-1-0-18> 例外はメイショウボーラー
前走500万1着、オープンなら3着以内として絞り込むと
ダイワバーバリアン
ヒットジャポット
キングレオポルド
ローズキングダム
エイシンアポロン
トーセンファントム
6頭しか残りませんでした。
穴党としてはスローの競馬しか経験のない東スポ杯の1,2着馬は嫌いたくなります。消すとわずかに4頭。前走500万もデータ的には無しなのですが、今年は重賞組の層が薄いので、十分通用するかもしれません。素直に行けばエイシンアポロンですかね。
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