ハーツクライは長い直線が苦手説
ハーツクライ産駒という記事で、2歳戦のハーツクライ産駒の活躍がもの凄いということを書いた。丁度秋の東京・京都開催が始まる前で、長い直線になってハーツクライ産駒が猛威を振るうを思っていた人も多かったはず。ところが、京都開幕週のリフトザウイングスを最後に、ハーツクライ産駒の勝ち鞍はなくなった。種牡馬同期デビューのディープにも完敗の現状である。
場所別に見ると興味深いデータがある
札幌<2-1-0-1>
函館<0-1-1-1>
福島<0-0-1-0>
中山<2-2-0-3>
阪神<4-2-0-2>
小倉<4-2-1-1>
東京<0-3-2-17>
京都<1-3-5-22>
新潟<1-0-1-4>
阪神外回りを除く、直線の長いコースの成績がひどい。
さらに細かく見ていくと、興味深いデータが浮かび上がる。
新潟
直線<1-0-1-0>
外回<0-0-0-4>
京都
内回り<1-3-2-15>
外回り<0-0-3-6>
東京、京都開催で失速したので、「早熟説」「夏馬説」が浮上しそうだったが、京都の内回り、外回りの成績を見ると、「長い直線が苦手説」が一番しっくり来るような気がする。
「東京・京都で切れ負けしたハーツクライ産駒を狙え!」作戦はいかが?
手始めに今週の狙い馬を3頭挙げてみる。
土曜中山9葉牡丹賞 トーセンケイトゥー
日曜小倉3未勝利 ムーンパイロット
日曜中山3未勝利 マイネルシュライ
菊花賞血統的注目馬
昨年は4頭挙げた注目馬のうち、3頭がワンツースリーを決めた血統的注目馬。
昨年の視点に立つと
・父菊花賞馬、天皇賞馬(ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、マンカフェ)
・ネヴァーベンド系(ミルリーフ、リヴァーマン、ブレイヴェストローマン等)
・リアルシャダイの血
・ニジンスキー、リファール、サドラーなどの欧州系ノーザンダンサー
・菊花賞馬を出した父
これに
・母父トニービン(グレイソヴリン)
を加えたいと思います。母父トニービンは過去10年で2着が3回。
ゲシュタルト(マンカフェ×エンドスウィープ×サドラー)
マンハッタンカフェは菊花賞と天皇賞を制しているが、産駒は長距離を走るイメージがあまりない。ある程度母系でもスタミナをプラスする必要がありそう。ゲシュタルトは、母父がアドマイヤムーンを出したエンドスウィープで、母母父がサドラーズウェルズ。母系にスタミナがあり、京都外回りで勝ち鞍があることがプラス。叩いてどれだけ良化しているか注目したい。
コスモラピュタ(ロージズインメイ×トニービン×サドラー)
父はタイキシャトルなどを出したデヴィルズバッグ産駒なのでスタミナに不安があるが、母系がトニービン×サドラーズウェルズでスタミナ豊富。ここ2走で見せたようなロングスパート戦に持って行けばダービー1,2着馬に一泡吹かせる可能性も。
トウカイメロディ(チーフベアハート×ジェネラス×リアルシャダイ)
父はマイネルキッツを出したチーフベアハートで、母父ニジンスキー系に、リアルシャダイ。菊花賞がスタミナ勝負になるのであれば、最有力の血統と言えるだろう。切れ味勝負には疑問符がつくので逃げ馬がある程度の流れで引っ張って、後続も追走するレースになる方が好ましい。
レーヴドリアン(スペシャルウィーク×Highest Honor)
ダンスインザダークがいなければスペシャルウィークの出番か。母系もスタミナ豊富なグレイソヴリンでうまくロングスパートレースになれば面白いと思う。
逃げ馬が大逃げして後続が団子になる「実質スロー」ならばダービー1,2着馬が有力、縦長のレースでスタミナ勝負になるようなら、上記の血統注目馬の出番とみます。配当的には後者に賭けてみたいところ。
今週のハーツクライ(10/9~10)
10/9(土)
東京2R 未勝利 1400芝
ツインエンジェルズ
中山1600mの新馬(牝)で4番人気2着。ここも有力な1頭。
京都5R 新馬 1800芝
ツルマルレオン
絶好調のハーツクライ産駒だが、ハーツが所属していた橋口厩舎の産駒は
2頭連続新馬戦で1番人気を裏切っている。
(リフトザウイングス、レッドシェリフ)
京都9R りんどう賞 500万牝 1400芝・内
バラードソング
小倉2歳Sで7番人気6着。重賞を経験した強みが生きれば。
メンバー的には差はないので一発警戒。
10/10(日)
京都3R 未勝利 2000芝
リフトザウイングス
初戦は1番人気に支持されながら先行して伸びきれず完敗。
武豊がどんな乗り方をするか注目。
ツインエンジェルズやリフトザウイングスは普通に来そうだが、期待値は低め。
ツルマルレオンは2度1番人気を裏切っている橋口厩舎なので、人気だと心配。
期待値が一番高そうなのはバラードソングか。
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ちなみに先週は
・日曜日札幌11RSTV賞の単勝(420円)・3連単(53,170円)
・日曜日阪神11R兵庫特別の単勝(690円)・3連単(45,600円)
・日曜日中山10R江戸川特別の単勝(720円)・3連単(17,170円)
を的中しました(一部)。
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ハーツクライ産駒
既にお気づきの方も多いと思いますが、ハーツクライ産駒の勢いがすごい。
ここまで活躍することを誰が予想したでしょう。
活躍していたのは知っていましたが、ここまで凄いとは思っていなかったので衝撃。
10月3日までの全出走馬の成績
13-8-3-12/36
勝率36.1 連対率58.3 複勝率66.7 単回値198 複回値115
出走は36レース中35レースが芝です。ダートは全然使われていない。
母系問答無用に芝で走っているので、まずは芝で試してみる陣営が多いのかも。
単勝を全部買い続けてもほぼ2倍になる計算。
距離・コース問わずあらゆる条件で好走しているのが凄い。
距離別に見ると芝1800がいいですね。
6-3-1-4/14
勝率42.9 連対率64.3 複勝率71.4 単回値172 複回値106
ディープインパクト産駒と比べてみると凄さがわかります。
11-8-9-18/46
勝率23.9 連対率41.3 複勝率60.9 単回値57 複回値88
ディープも悪くないんですが、繁殖の質を考えると、現時点ではハーツクライが断然上の印象を受けます。最もこれからの成長力がどうかはわかりませんが、現役時代の3歳時点での完成度から見ると、ハーツクライの方がむしろ成長力がありそうなイメージも。これから産駒がどんな馬に育っていくのか楽しみです。
とりあえずハーツクライ基金を用意してしばらく買ってみようかと思います。
「今週のハーツクライ産駒」コーナーでも作るかな(笑)
ゼンノロブロイ産駒
データは1月24日現在。
【血統背景】
サンデーサイレンス×マイニング
母父マイニングはミスプロ系のダート短距離種牡馬。代表産駒はスーパーライセンス(キャピタルS)。
【産駒の特徴】
芝16勝、ダート7勝。父のイメージから芝を使われるケースが多いが、意外とダートをこなす。このあたりは母父の影響か。全成績でも単回収値、複回収値が共に100を上回るという素晴らしい成績。
【場所別成績】
芝コースのデータ
東京<4-5-10-17> 東京1400<2-4-1-3>
中山<7-1-0-18>
京都<2-5-2-17>
阪神<0-1-1-15>
ローカルは今のところ出走頭数が少ないのでデータ不足。中央場所では、阪神芝がイマイチで、中山・東京が得意。中山コースでは頭から狙える。東京コースは1400m以外は3着が多い。
【特筆すべきデータ】
昇級戦 <6-1-1-4> 単回収値829 複回収値167
単回収値が異様に高いのは、コスモネモシンのフェアリーSのため。特筆すべきは驚異的な勝率。2頭に1頭は勝ち上がっている。芝で馬券にならなかったのは、新馬→新潟2歳Sのコスモレニと新馬ダートで圧勝のエターナルロブロイの2頭だけ。芝の新馬・未勝利→500万の昇級が狙い目。コスモネモシン以外は3戦目までに勝ち上がっているので、未勝利脱出に5戦以上要する馬は割引かも。
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