宝塚記念回顧
宝塚記念は完全にハズレ。有力馬が動き出すのが想定よりも遅かったように思います。前半の1000mは結構速かったですが、中盤で緩んで上がりも宝塚記念としてはそこそこ速くなりました。
ドリームジャーニーは内回りコースだと安定していますね。G1クラスになると甘くなるかと予想していましたが、想定以上の走りでした。池添はスイープトウショウに続く、このレース2勝目で見事な騎乗でした。東京コースの瞬発力勝負になるとやはり危ないでしょうから、秋はマーク薄目で行きたいところ。サクラメガワンダーは本来外回りの方がよかった馬ですが、ここに来て内回りコースでも安定してきていますね。関東圏に行くと今一つなので、ここを取らないことにはG1は厳しそうですが。。
ディープスカイはどうしちゃったんでしょう。古馬と混じって1勝も出来ていないあたり、成長力に問題があるのか、世代レベル的に厳しいのか。広いコースの方がベストでしょうから、東京コースでは見直してみたいところです。
◎マイネルキッツは内からうまく出せず直線も今ひとつ追えずに終わってしまいました。中距離の瞬発力比べになるとやはり分が悪いようで、秋も有馬以外は相当厳しそうです。マイナス12キロもちょっと減りすぎでデキも天皇賞がピークだったのかも。
今年は人気どころ決着。▲アドマイヤフジはちょっと狙いすぎだったですかね~。
宝塚記念予想
今週は阪神地方はほとんど雨が降らなかったので、かなりの高速馬場になると予想していたんですが、土曜の阪神を見る限りは意外とそうでもないですね。内回りは適度に上がりのかかるレースが多かった印象。日曜も雨の影響はどうやらなさそうですが、33秒台の上がりを要求されるレースにはならないでしょう。
【血統的傾向】
とにかく最近のG1にしては珍しく上がりがかかるレース。血統的には欧州系ノーザンダンサー、トニービン、ディクタスを持つ馬に注目。サンデー系の馬も前述の血統を持っている馬が大半を占める。血統傾向からすると同じ中距離で直線に坂がある皐月賞に近いが、ディクタス(サッカーボーイ)がよく来ている点は異なる。200m伸びて皐月賞寄りもスタミナ寄りなのと、ディクタスの系統が古馬になって台頭する馬が多いことが理由として考えられる。
【展開】
近走で逃げた馬が皆無で、コスモバルクが行きそうなぐらいか。3コーナーからのロングスパート必至で、残り1000mは11秒台を連続で刻む厳しい競馬になると予想。
【結論】
マイネルキッツを狙う。父チーフベアハートは非根幹距離の鬼で、阪神2200mは<5-2-0-8>と、連対率46%を誇る。宝塚記念と相性の良いサッカーボーイを母父に持ち、血統的な適性は抜群。天皇賞をフロック視されて人気がそれほどないのはヒシミラクルと同じ。極端な上がりだけの勝負になれば心許ないが、天皇賞のようなロングスパート決戦になれば、前走で開花した豊富なスタミナと勝負所ですっと上がった脚を存分に生かせそうだ。
相手は素直にディープスカイ。安田記念でもある程度好位につけられたので、今回のメンバーならすっと好位で競馬できそうで、崩れるイメージが沸かない。安田記念から中2週にも関わらず、中間はハードに追い、木曜時点でマイナス体重を計時。持久力勝負も昨秋の天皇賞や今年の安田記念で好走していることから、心配しなくていいだろう。
穴で狙いたいのはアドマイヤフジ。ここ3週、坂路4Fで、51.3-12.7、52.2-12.6、52.8-12.9と好時計を連続でマーク。後傾ラップの方が強い馬なので、前半スローでロングスパート決戦になれば展開利による粘り込みも。昨年3着のインティライミも絞れてくれば警戒したい。
◎マイネルキッツ
○ディープスカイ
▲アドマイヤフジ
△インティライミ
×アルナスライン、サクラメガワンダー、ドリームジャーニー
×の人気3頭はケチをつけたいところはいろいろあるんですが、3着以内なら十分ありそうなので、3連のヒモに。馬券は◎○からの3連複と、◎○→○▲△への馬連で。
マーメイドS◎ベッラレイア
昨年は直前に大雨が降ったマーメイドS。今年は予報を見る限りは夜に少し降る程度でパンパンの良馬場が予想される。ハンデ戦になってからはトップハンデの苦戦が続く。土曜の阪神は、準OPのマイルで32秒前半が出る高速馬場で、1回~2回の重い芝とは別物と思った方がよさそう。
良馬場前提で◎ベッラレイア。サッカーボーイの系統らしく良馬場でこその馬で、馬場が良ければ3F33秒台の末脚を確実に使ってくる。G1をパスしてのローテーションで、秋に向けて賞金を加算しておきたいだけに、勝負度合いは高い。斤量もリトルアマポーラよりも軽い56キロなら、相手関係からも負けられないところ。コスモプラチナが引っ張る流れなら、極端なスローで差し損ねる懸念も少ない。16頭中14頭がサンデー系、15頭がターントゥ系という中で、異端なサッカーボーイの系統を敢えて狙ってみたい。
相手は単騎逃げが叶いそうなコスモプラチナ。昨夏の天の川Sでは、休み明けながら大逃げで1.58.1の好時計勝ち。休み明けでも追い切りは好タイムをマーク。夏場に良績のある馬なので、軽ハンデの開幕週ならいきなりから狙ってみたい。大穴は迷走続くニシノマナムスメ。元々は軽い馬場で瞬発力を生かす競馬が得意な馬。近走は条件に合うレースを使っておらず、今週の調教内容から久々の復活に期待してみたい。コスモプラチナが引っ張る流れは2番手以降は「隠れスロー」になることがあり、内でうまく瞬発力を生かせないだろうか。2000mの秋華賞で2着のあるレインダンスとムードインディゴが次点。超大穴は母父サッカーボーイのマイネカンナ。Hペースかつ上がりも速い競馬になればサッカーボーイの持続力が生かされないだろうか。
人気が予想されるリトルアマポーラはいつも人気先行ですし、どちらかというと外回りで長い直線の方が向きそうです。何度も重賞で人気を裏切ってきたタイプなので、トップハンデで勝ち切るまではどうか。
◎ベッラレイア
○コスモプラチナ
▲ニシノマナムスメ
△レインダンス
△ムードインディゴ
△マイネカンナ
×リトルアマポーラ、ニシノブルームーン
CBC賞回顧
エプソムCは堅い決着だったので、CBC賞だけ触れておきます。
前残り狙いで、結果的には惨敗。ローラー効果が持続するのは土曜日だけだったようで、日曜日は逃げ馬も外を回し、外が伸びる馬場になっていました。ペースとしては遅めの流れで馬群が一団になったので、内の馬は外を回せなかったですね。
終わってみれば、サンデー系と、母父サンデーのワンツー。中京1200mは宮記念もそうですが、最終週はサンデーの血を持つ馬がよく走る傾向にあります。この傾向が続くと仮定すると、ダート的な先行馬と、サンデー系を買っておくのが無難そうですね。
・先行馬は外目の枠が狙い目。
・差し馬はサンデー系の血を持つ馬に注目。
【CBC賞】◎ウエスタンダンサー
開催が変更された過去3年間は、馬券になった馬は全て8番手以内の馬。最終週というイメージとは裏腹に差しが決まりにくいレースだと言える。ダート実績のある馬の活躍が目立っており、昨年1着のスリープレスナイト、3着のテイエムアクションはダート実績があった。1200mの割には逃げ馬の少ないメンバー構成、ローラーをかけた中京の馬場となると、差しは簡単には決まらないだろう。ここは思い切った先行馬狙いで。
◎ウエスタンダンサー
ダート実績のある先行馬ということで、人気薄のこの馬をピックアップ。前走の京王杯SCは1ハロン長いながらも、ここで人気のソルジャーズソングとタイム差なしの競馬。勝ち馬と0.4差の競馬であり、良化の気配が伺える。今週の坂路でも絶好の動きでデキだけは万全の状態。昨秋の京都での重賞制覇は1200mとしては緩めの流れだっただけに、先行馬の少ないここはチャンス。
○エムオーウイナー
中間はノドの手術。休み明けながら坂路で11本と入念な乗り込み。福島民有CとオーシャンSは、休み明けで大穴の実績あり。重賞を勝ったのが6歳の晩成タイプで、7歳時も重賞連対があるだけに8歳でも侮れないはず。
◎ウエスタンダンサー
○エムオーウイナー
△コウユーキズナ
△ボストンオー
△モルトグランデ
△スピニングノアール
△トレノジュビリー
注カルナバリート、アウトクラトール
馬券は◎○から馬連の流しで。
【エプソムC】◎シンゲン
開催最終週ということもあってか、意外とスローにはなりにくいエプソムC。今年も、マイルの逃げ馬ショウナンラノビアと、金鯱賞を逃げたニルヴァーナ、逃げ馬を早めに捕まえに行きそうなヒカルオオゾラがいて、ある程度のペースアップが予想される。マイルの流れに近い持続ラップで、最後の1ハロンの踏ん張りが必要な流れ。ヒカルオオゾラは調教の動きは抜群だが、DWで6F76秒切りはさすがにやりすぎの感も。昨年も早めの競馬でグラスボンバーに捕まりそうになったぐらいなので、1800mはギリギリの印象。追い切りで人気するなら消しの方向で。
◎シンゲン
休み明け以外の2回の惨敗(ウェルカムS(2番人気10着)、中日新聞杯(3番人気6着))は、いずれも前半が後半よりも2秒以上速い後傾ラップ。前後半がフラットなラップになれば滅法強く、前走の新潟大賞典も圧巻だった。東京1800mも2戦2勝で、特に逆らう必要もないように思える。
○トウショウウェイヴ
前走は馬の状態ももう一つだったらしく、見せ場なく終わった。極端に上がりが速くなる新潟の馬場も合わなかった印象。エプソムCなら過去10年を見ても33秒台の末脚は要求されないので、この馬の差し脚でも間に合いそうだ。ステイゴールド産駒は先週の東京でも活躍が目立っており、現状の芝はピッタリ。母父リファール系なので、持続ラップは歓迎のクチ。
▲ライムキャンディ
明らかに太かった金鯱賞を叩いて得意の東京を使ってきた。中1週で輸送があれば、馬体は絞れそう。タニノギムレット牝馬らしい切れ味を持っており、牡馬に混じってもそれなりにやれそうだ。
◎シンゲン
○トウショウウェイヴ
▲ライムキャンディ
△マストビートゥルー
△アーネストリー
△ミストラルクルーズ
×キャプテンベガ、ヒカルオオゾラ
馬券は◎から○▲△の馬連と◎-○▲-印の3連複で。
安田記念回顧
最後の直線でカンパニーが外を回してディープスカイが馬群を抜けて来たときは、馬連と3連複はもらったと思ったんですが、ファリダットですか。やられました。
前半3Fの33.4は例年でも速いぐらいなので、馬場を考えるとかなり厳しい流れでした。ファリダットは最後方待機がうまくはまった印象ですね。今後は、また人気を背負うことになるんでしょうが、人気だと信用できないキャラは続きそうです。ウオッカは武豊も認める詰まりっぷりだったんですが、ペースを考えるとあれが逆によかったような。スムーズに抜けていたら、他の馬に飲み込まれていたんじゃないかと。ディープスカイは+14キロが示すように宝塚記念に向けて少し余裕残しだったようですね。それでも2着に来るあたり、マイル路線ではやはり実力が抜けているのでしょう。
カンパニーはよくやってくれましたが、早めに追い出した分、最後の1ハロンにいつもの伸びがなかったですね。8歳という年齢を考えてもよく走っているとは思います。秋はさすがに厳しいか。
スーパーホーネットやスズカコーズウェイあたりは、今回は流れが向かなかったクチで、もう少し流れが緩くなるマイルCSなら十分勝負になるのではないでしょうか。春G1も後は宝塚記念を残すのみ。とりあえずはディープスカイをどうするのかで悩むことになりそうです。
【安田記念】◎カンパニー
道中11秒台のラップが続いて息の入らない流れになりがちなのが例年の安田記念。瞬発力を身上とする差しタイプのサンデー産駒は苦戦することが多く、血統的に恐いのは欧州系のノーザンダンサーやグレイソヴリン。スピードの持続力が求められるので、過去にそういったレースに良績のある馬を狙ってみるのも面白いか。
さて、土曜の東京を見てみると、先週までと一転して外が伸びる馬場。少なくとも内の馬が異常に強くて、外を回すと見せ場無く終わる先週までの馬場とは一変してそうです。日曜は天気が回復するので、馬場が内から乾くリスクはありますが、先週、今週でだいぶ内も荒れたでしょうから、先週までほど極端な馬場にはならないはず。
◎カンパニー
土曜の馬場傾向から、想定よりも外が伸びるようなので、思い切ってこの馬から。今年は、中山記念→マイラーズC→安田記念とかなりゆとりあるローテーションで臨んできた。オッズ的には完全に3強オッズで、昨秋の天皇賞で最速上がりでタイム差なし、前走もスーパーホーネットとタイム差なしの同馬が全く評価されていない。血統的にも安田記念で好走歴のあるグレイソヴリン系で、ノーザンダンサー系も豊富。スピードの持続力勝負に対応できることは昨年の天皇賞で証明済み。8歳という年齢を考えるとおそらく今回がラストチャンス。外伸びの馬場の恩恵を受ければ上位3頭との逆転も。
相手は天皇賞1,3着のウオッカとディープスカイ。ディープスカイは古馬のマイル戦への適性がどうかだが、過去に安田記念で馬券圏内に入ったサンデー系と同じく母父がノーザンダンサー(ダンチヒ)なので問題なくこなしそうな印象がある。穴は2年連続で連対したアサクサキングに血統構成が近いライブコンサートと、持続ラップだったキャピタルSと金杯で連勝したタマモサポート。スーパーホーネットは、過去2年がさっぱりだったので、スピードの持続力勝負はイマイチな感じはするが、マイルCSではそれなりに厳しい流れをこなしたのと、馬場傾向を考慮して△で押さえる。
◎カンパニー
○ウオッカ
▲ディープスカイ
△スマイルジャック
△ライブコンサート
△アブソリュート
△スーパーホーネット
△ローレルゲレイロ
馬券は◎から○▲への馬連と3連を厚め。
馬場やら展開やらの要素で、2強のどっちかが飛ぶ展開を想定して
◎-○▲-△への3連。
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