阪神は朝から雨【ラジオNIKKEI賞】◎ムラマサノヨートー

2007年06月25日

宝塚記念回顧

あの馬場で前半57.5はいくらなんでも飛ばしすぎでしょう。
競馬場で見ていて人が多すぎてほとんど見えなかったんですが、まさかここまで
ペースが上がっているとは思いませんでした。
これだけペースが速かったとなると、好位から抜けだしをはかるカワカミが
あっさり他の馬に差されたのも納得です。
ちょっと幸四郎が雨を意識して前につけすぎたのが痛かった。
まあ、先行馬が軒並み壊滅のなかで6着なので牝馬同士である程度のペースなら
まず負けることはないように思いました。
1着のアドマイヤムーンは、重適性を見抜けませんでした。
この馬はエンドスウィープよりもサンデーの方が強く出ている印象があったの
ですが、札幌を得意としていたり、重馬場で勝てたりするあたりはダートもこなす
エンドの血が出ているのかもしれません。
終わってみれば宝塚記念が国内G1初制覇で、キャラ的には実はこのレースの
覇者にぴったりだったということですね。
メイショウサムソンは状態面を疑ってしまいましたが、状態面に問題があったのは
むしろダイワメジャーの方でした。安田記念1着馬が成績が悪いのはやはり
反動によるものが大きいのでしょうね。ツルマルボーイも金鯱賞からのローテで
連対し、安田記念1着の年は凡走しましたから。メイショウサムソンの方は天皇賞
から期間も空いていたわけだし、立て直すには十分だったのでしょう。
今回の馬場もこなしているあたりはさすがの欧州血統で、凱旋門賞への適性は
間違いなくウオッカよりも高いのではないかと思います。
ウオッカの方は馬場が悪かったのか惨敗。この日はロベルト系が好調で特に
グラスワンダーが3連対もしていたのですが、タニノギムレットは同じブライアンズ
タイムでもちょっと違うのかも。まあ、ウオッカに関しては歴戦の疲れもあるだろうし
急激にペースが速くなったことへの戸惑いもあっただろうし、切れ味を生かせない
馬場も合わなかったのだと思います。
ここで惨敗したことで、ヨーロッパの深い芝はやっぱり合わないのではないかと
思ってきました。
そんなわけで、宝塚記念ははずしましたが、日曜の馬券の方は、グラスワンダー
馬場なことを早めに掴んだのでなんとかプラス。
でも、5,6,8Rを連続で的中したのに手元にほとんど残っていないのは
やっぱり買い方がへたくそなんでしょうか。。
馬場を掴んで9Rや10Rの馬券を取れるようになると本物なんですけどねえ。


umanari_lab at 22:43│Comments(0)回顧 

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1. (No Title)  [ Faye ]   2007年06月26日 10:11
ダイワメジャーは阪神の出張馬房の環境が悪くてカイ食いが落ちてしまっていたそうです。<br />私はパドックでの-6kgが気になって消しました。<br />ウオッカはあれだけ折り合いを欠けば仕方ないでしょうね。<br />実力は全く出ていなかったように思います。<br />重適正、欧州適正はまだ判断せずにおきたいです。<br />

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